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【レポート】東京マラソン2026 ファンミーティング 車いす招待選手 2026年2月27日(金)

2026年2月28日

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東京マラソン2026の大会前々日となる2月27日(金)、大会初のファンミーティングを東京ビッグサイトで開催しました。第一部では車いすマラソンのエリート招待選手男女各5名が、抽選で選ばれた約150名のマラソンファンに迎えられ、記念撮影などで交流しました。

その後、男女各2選手がトークセッションやプレゼント抽選会などを行いました。最初に、副島車いすレースディレクターが、「素晴らしい選手が集まってくれて、日曜日は面白いレースになると思います。ぜひ、42.195㎞を車いすで走る選手の姿を見てスピードを感じ、応援してください」とファンに呼びかけました。

男子の部で3連覇がかかる鈴木朋樹(トヨタ自動車)はまず、「こんなに大勢の皆さんの前でお話できることを嬉しく思います」と駆け付けたファンに感謝しました。2日後のレースに向けては、「グローブを変えるなど、より速く走るために調整してきました。変えてからまだ数カ月なので結果は未知数ですが、レースでは精一杯走りたい」と健闘を誓いました。

世界記録保持者で3大会ぶりの東京マラソン優勝を目指すマルセル・フグ(スイス)は「良い練習ができ、体調もよいので、モチベーション高くレースに臨めそうです。いい結果が出ることを楽しみにしてください」と自信を伺わせました。

女子の部で2連覇に挑む世界記録保持者のカテリーヌ・デブルナー(スイス)は、「2回目の東京マラソンに出場できて嬉しい。いい練習ができているし、コンディションもいい」と快走に期待がかかります。

日本記録保持者の仲嶺翼(テス・エンジニアリング)は、「2カ月ほど前にレーサー(競技用車いす)とグローブを新調しました。まだ完全に使いこなせてはいませんが、いい感触もあるので、今後のレースにつながるような走りができれば」と見据えました。

さらに、ファンから「レース前日や当日のルーティンは?」という質問を受け、鈴木と仲嶺が、「ルーティンはあえて作っていない」と返答。フグとデブルナーは「睡眠をよく取ること」と話し、それぞれのレースとの向き合い方を披露しました。最後には抽選会も行い、選手とファンが直接触れ合って一体感が醸成されました。

ファンミーティング後、選手たちはメディア取材にも応じました。新たな試みであるファンミーティングについてはどの選手も「ショーのようで楽しかった」「車いすレースのファンを増やすよい機会」「他の大会にはない新しい試み」などと好印象を語り、参加した多くのファンにも感謝していました。

また、東京マラソン2026はいずれの選手にとっても今年初のレースということで、冬季練習の手応えとともにレースへの意気込みなどを語りました。

女子の部で3大会ぶりの優勝を狙うマニュエラ・シャー(スイス)は、冬季練習にスキーも取り入れたと言い、「コンディションはよく、楽しみ」と話しました。東京マラソンは2018大会以来となるタチアナ・マクファーデン(アメリカ)は、「久しぶりの東京を楽しんで走りながら、去年から取り組んでいるフィジカル強化の成果が見せられたら」と話し、2024大会で2位に入り、2回目の出場となるイーデン・レインボークーパー(イギリス)も、「冬はいい練習ができたので、成果が出せれば」と話し、それぞれ自信を伺わせました。

男子ではオランダからイエツェ・プラット(オランダ)とフィールト・スヒッパー(同)の2名が初参戦します。ともにパラトライアスロンでパラリンピック表彰台の実績もある実力者で、ここ数年はマラソンにも力を入れており、「東京マラソンはずっと出場したいと思っていた大会」と口を揃えました。プラットは、「高速コースだと聞いています。強豪選手が多いが、がんばりたい」と意気込み、スヒッパーは「まずは完走を目指したい」と控えめながら、「レーサーを新調したので、マシンと自分のコンディションを確認したい」と力を込めました。

フグは、「タイムは気象条件に左右されるので目標設定は難しい。強い選手が多いので、戦術を工夫しないと勝てないだろう」とレースを展望。ハイレベルな駆け引きにも注目です。

鈴木も、「まるでパラリンピックの決勝に出るような選手たちが出場するなかで、自分がどれだけの存在感を出せるかがポイント。世界王者のマルセル選手と一緒にレースを展開できれば」と意気込み、2017大会優勝の渡辺勝(TOPPAN)も、「レーサーなど用具を見直したので、いい走りができれば」と話しました。

仲嶺も、「シーズン初戦で、これだけの選手が東京に集まってくれたのは嬉しいし、ありがたい。パリパラリンピックから1年半で、自分の成長を見るにはとてもいい機会。胸を借りて、全力で走るだけ」と静かな闘志を燃やしていました。

男女約30名の選手がエントリーしている車いすレースは3月1日(日)9時5分、東京都庁第一本庁舎前からスタートします。

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